人工透析治療が必要と診断された場合、患者様ご自身はもちろん、そのご家族様にとっても様々な不安が生まれてくると思います。
「今まで通りの生活は何処までできるのか」「食事は何をどう気を付ければ良いか」「経済的には…」このような疑問や悩みこそ、患者様やそのご家族様だけでなく、透析専門のスタッフと一緒に考えることが大切ではないでしょうか。
医師や看護師だけでなく、透析専門の検査技師や栄養士といった専門家、ソーシャルワーカーとの信頼関係は、これから長く続く透析治療の、心強い支えとなります。
赤枝グループでは、グループ全体で透析治療を受けられている患者様とそのご家族様をサポートできる体制を整えています。
サポート体制
透析専門クリニックによる外来診療
- 赤枝グループ内には、透析治療を専門とするクリニックが2つあります。
どちらも、学問的にも技術的にも、常に高い水準の医療をご提供できるよう、スタッフ全員が日々研鑽に努めており、また良質な医療を迅速に提供できるよう、最新鋭の機器や設備を用意しています。 24時間対応可能な入院透析
- 超高齢社会となった我が国では、在宅での生活が困難となり、入院入所を必要とされている透析患者様も増えています。
赤枝グループの母体病院である赤枝病院では、入院しながら透析治療を受けられる環境を整えており、外来透析とは違う24時間対応可能な環境の中で、様々なお手伝いをさせていただいております。 医療から介護福祉まで、一貫したサービスのご提供
- 赤枝グループには高齢者福祉に特化した介護施設や各種事業所があり、施設によっては透析治療を受けられている方の入居・入所が可能となっています。
各施設に入居・入所された場合でも、グループ内の専門クリニックにて治療を継続できるだけでなく、相互間の連携を図ることが可能となっています。
医療機関・介護施設のご紹介
病院(入院透析)
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入院透析治療に対応できる赤枝病院は、急性期治療を終え、長期療養を目的とした病床を持つ病院です。入院期間の制限がありませんので、長期療養が可能となり、安心して療養生活が送れます。
透析室には個人用透析装置が7台あり、専門の看護師、臨床工学技士が対応しています。- 赤枝病院についての詳細はこちら
透析専門クリニック(外来透析)
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横浜市緑区と千葉市美浜区に1院ずつ、透析専門クリニックを運営しています。
どちらのクリニックにもリラックスした環境で透析治療を受けられる透析センターの他、プライバシーに配慮した個室透析室があります。 介護老人保健施設(老健)
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介護老人保健施設(通称『老健』)は、主に病院に入院し、退院後も自宅での生活が困難となってしまった場合、身体状況の回復を目指しながら一時的に入所する介護施設です。
当グループが運営している老健は、どちらも透析治療を受けられている方の入所が可能です。 特別養護老人ホーム(特養)
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特別養護老人ホームは在宅での生活が困難になった要介護の高齢者が入居できる公的な「介護保険施設」の1つで、『特養』とも称されます。
居室が相部屋となっている施設も少なくありませんが、当グループの特養はすべて個室となっており、プライバシーに配慮された造りとなっています。
また、透析患者様の入居可能な特養施設については、どちらも透析治療を受けるクリニックと隣接しており、互いに強い連携がなされているのも特徴の1つです。 住宅型有料老人ホーム
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住宅型有料老人ホームとは、施設内に介護スタッフが常駐しない有料老人ホームのことですが、赤枝グループが運営する「ミニハウス オレンジヒルズ」は24時間介護対応を行っています。
赤枝病院と隣接しており、入居者様が体調不良時の場合等は、赤枝病院との連絡を密に取っています。
基本的に、60歳以上の方であれば元気なうちからご入居いただくことができます。- ミニハウス オレンジヒルズについての詳細はこちら
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
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高齢者が安心して暮らせる賃貸住宅として、「高齢者住まい法」が改正された後の2011年の10月に登場したのがサービス付き高齢者向け住宅(通称『サ高住』)です。
入居される方にとって必要な介護サービスについては、基本的に自分で選択し自由に契約ができる為、必要のない介護サービス費用を払わずに済むというメリットがあります。 当グループのサ高住には、同建物内に訪問看護事業所もしくは訪問介護事業所が併設されていますので、何かと安心です。
当グループの各施設について、何か不明な点がありましたらそれぞれの施設にお問合せいただくか、もしくは『居宅介護支援事業所あさがお』までご連絡ください。
ご利用を検討されている患者様ご本人はもちろん、ご家族様も含めたご状況を踏まえて、利用できる公的サービス等のご案内したり、各種ご相談を承ります。